事例2 高温高圧の熱交換器

 エバポレーターの熱交換器において従来のガスケット(メタルジャケット)はディスクスプリングを併用し熱サイクルに対応できるようにしていましたが、取付後約1.5ヶ月程度で激しい漏れが発生するなど、常にトラブルを抱えていました。FISHBONE®ガスケットを2018年3月に取付け後は工場再起動時も再起動後も漏れ等全く問題なく2020年1月まで約22ヶ月安定運転を行うことができ、現在も問題なく運転中です。なおこの会社の規定によりディスクスプリングを併用しています。現時点でのMTBFは1,056時間から15,840時間(約15倍)となっています。FISHBONE®ガスケットにより莫大な保全費の削減を獲得することができました。現在その他の熱交換器に拡大中です。

  • 国名:ドイツ
  • 工場:化学工場
  • 温度:350℃
  • 流体:アクリロニトリル、スチレン、エチルベンゾール等
  • 内圧:25MPa
  • ボルト:強度8.8 M30-52本
  • サイズ:外径1331mm×内径1298mm